さて、今日は以前から行ってみたかった、「西湖いやしの里 根場(ねんば)」に向かいます。
かつては美しい富士を背に茅葺き屋根が並んでいた西湖畔の根場地区。 しかし、昭和41年の
台風災害で壊滅的な被害を受け、その姿は過去のものとなってしまいました。
時は流れ、平成15年に合併してできた富士河口湖町では、そんな日本の原風景である茅葺き
屋根の集落を甦ら せようと、「西湖いやしの里根場」創設事業に着手しました。
2006年(平成18年)7月15日に第一期オープンし、その後計画的に整備を重ね、茅葺民家
も20棟に増えて、2010年(平成22年)4月1日、リニューアルオープンを迎え、「日本のふるさ
と」とも云うべき、かつての根場地区の、のどかな農村風景を再現しました。
(以上、西湖いやしの里根場ホームページより引用しました)
入場料は大人350円、小中学生150円。川沿いにはしだれ桜が・・・キレイでしたよ~
満開の山桜と茅葺の古民家。いい感じですね・・・。
茅葺の集落は全部で20棟、食事処、手作り体験のできる店、地場産品を販売する店やギャラリ
ーがほとんどですが、ここは観光地にありがちな商売っ気が感じられません。
砂防資料館で根場集落の悲劇について詳しく展示されていました。
今ではそんな雰囲気はまったく感じられないほど長閑な風景が広がっています
集落の向こうには、もちろん富士の絶景。ここで記念写真を撮る方がたくさんいました。
ちょっと時期が早かったかな~?来年は満開のタイミングに再訪します。
お、火縄銃を構える可愛い女のコを発見!
施設のスタッフと思いきや、遠足(?)の女子高生でした。
ここでは昔の衣装の貸し出しもやっているそうです。
「重いよ~早く撮って・・・」とカメラを構えた仲間に訴えてます。(笑)
以前、テレビの旅番組で紹介されているのを見てずっと、訪れたかった「いやしの里根場」。
ほとんどの建物が「お店」なんですが観光地にありがちのガツガツした感じはまったく無く、
のんびりゆったりした空気が流れています。名前の通り、ほんとに癒されるスポットでした。
夕方、キャンプ場に戻ると皆さん殆ど撤収されて、どうやら今夜泊るのは我が家以外に二組だけ。
この広いキャンプ場で完ソロはちょっと怖かったので(過去に経験あり)正直ホッとしました。
今夜の夕食は豚汁+うどんです。
昨夜とはうって変わって暖かく静かな場内で焚火タイム。今夜はカミさんも一緒です。
ホットウイスキーや焼酎のお湯割りを飲みながら11時過ぎまで火の前で過ごしました。
<4月15日(月)>
三日目の朝、今日も青空に富士山が映えます!!
朝食はトヨトミのホームヒーターでトーストを焼きます。このストーブ、火加減がちょうどイイんです。
朝食を済ませたら撤収開始!まずは寝袋とブランケットを干して・・・。
お気に入りのネイティブデザインのひざ掛けたち。焚火で穴が開いても目立たないのが良いですね・・・(?)
完全乾燥撤収(KKT)を済ませて11時過ぎにキャンプ場をチェックアウト。
帰りはお約束の富士吉田うどんで昼食を済ませて、平日の空いている東名高速を走って4時過ぎに帰宅
しました。
今年の朝霧高原は例年より冷え込みが厳しくて、四月半ばなのに夜は氷点下まで気温が下がりました。
初日はカミさんの体調がイマイチでしたが、終わってみれば3日間とも晴天で心配していた強風も無く、
快適なキャンプとなりました。
<追記>
朝霧ジャンボリーキャンプ場は今年のGW明けから土曜泊の料金が千円アップしました。
雄大な富士の景観と広いフリーサイト、魅力いっぱいのキャンプ場なので我が家ではこれからも利用する
つもりですが、値上がりした分、もう少し施設の改善をしてもらいたいところですね。(特にトイレ・・・)
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