朝霧高原・本栖湖キャンプ二日目~竜ヶ岳トレッキング

すのーまん

2010年08月08日 23:31

二泊三日の朝霧高原・本栖湖キャンプ二日目。

今日はいつもカヤックで見上げていた、本栖湖畔の竜ヶ岳へのトレッキングです。



朝9時に朝霧ジャンボリーオートキャンプ場を出発、9時半に本栖湖キャンプ場脇の
無料駐車場に到着。


今日はカヤックもお休み。日陰にラパンを止めて出発です。




これから登る竜ヶ岳(1485m)がデーンとそびえています。

気温はすでに30度を越え、強烈な日差しが降り注ぎ暑いです・・・。

所要時間は登りが3時間、下りが2時間半を予定しています。




登山道入り口へは、本栖湖キャンプ場の中を通って行く事になります。




夏休みで大賑わいのキャンプ場を抜けると、一気に緑と静寂の中に。




登山道入り口です。あちこちに看板があるので迷わずに辿り着けました。




登山者名簿を投函するポスト。今回は入れませんでしたが・・・(汗)




登山道に入ったとたん、一気に急斜面に。道はつづら折りに登っていきます。




10分も登ると滝のような汗が吹き出てきます。

竜ヶ岳の登山ルートを紹介するHPによると、登りはじめのこの区間がもっとも勾配が
きついそうです。・・・確かにキツかった




40分ほど登ると、勾配が緩やかになり、林が開けて尾根沿いの道に出ました。




本当は正面に富士山が見えるはずなのですが・・・。

眼下には青木ケ原樹海が広がっています。




登りはじめて1時間ちょっとで中間地点の展望台に到着。

ここでしばらく休憩を取りました。バナナやチョコレートの行動食を食べてホッと一息。




展望台の先に、お地蔵さんが3体祀られた祠があります。

正面にこれから登るルートと山頂が見えます。まだまだ先は長いな~・・・




前を行くカミサンです。このあたりから林が切れ、熊笹の茂るルートになります。




日陰が全く無いので、真夏の太陽が容赦なく照り付けます。

暑さと疲れに、このあたりから二人ともだんだん無口に・・・




登りはじめてから2時間、山頂手前の分岐点に到着。

山頂に向かって右手に降りていくと本栖湖です。帰りはこの道を下りました。
(このルート選択を後で後悔することに・・・。)




本栖湖のアップです。レークサイドキャンプ場が見えます。

昨日はこの湖面でカヤックを漕いでいたんですよねぇ~よくここまで登ってきました。




さぁ、山頂までもう一息です。




登山開始から2時間30分、ようやく標高1,485mの竜ヶ岳山頂に到着です。

山頂は広場のようになっており、テーブルとベンチまで設置されています。

本当はここからも富士山や八ヶ岳、南アルプスが一望できるはずなのですが、雲に覆われ
て何も見えませんでした・・・。




この後、テーブルでおにぎりを食べて休憩していたのですが、だんだん山頂が雲に覆われ
始めました。

天気予報では午後から雷雨とのことだったので、そそくさと下山することにしました。

先ほど通って来た分岐点まで引き返し、本栖湖方面へ下ったのですが、実は正規の下山
ルートは山頂を通り過ぎて、登山道とは反対側のルートを浩庵キャンプ場方面へ向かうと
いうものでした。(このルートは比較的緩やかで楽に下山できる)

分岐点から本栖湖へ直接下るルートは距離が短い分、かなりの急斜面。

しばらく歩くと太腿の筋肉がパンパンになり、爪先も痛み出す始末・・・

2時間かけて湖畔に辿り着いたときはヘロヘロになっていました。正直、登りの数倍
キツかったです・・・。

あまりのキツさに下りは一枚も写真を撮ってません・・m(__)m




下山後、キャンプ場近くの「風の湯」へ。




お風呂で疲れた筋肉をほぐしてホッと一息。

この日はさすがに夕飯の支度は出来なかったので、風の湯で夕食を取りました。


濃い霧の中、キャンプ場に戻ると予報通り雷雨が!

頭の真上で稲光と雷鳴。滝のような大雨にしばらく車の中から出られませんでした。




今日も焚き火はおあずけかな~と思っていたのですが、8時過ぎには雷が止み、星空が
広がりました。気温も下がって快適な夜に。

夕飯の時は運転があるため飲めなかったので、ここでようやく竜ヶ岳登頂を祝して乾杯。





キャンプ三日目は朝からいい天気。

昨夜の雨で濡れたテントやタープを乾燥させながらのんびり撤収しました。

これは新兵器第三弾、コールマンのLEDストリングライトです。


Coleman(コールマン) LEDストリングライト

ランタンとしての機能はともかく、サイトのアクセサリーや、目印として良いのでは?
点灯した写真が無くてスミマセン。




今回のキャンプはカヤックに登山と二つのイベントを一気にやったため、正直体力的には
かなりハードでした。(疲れが翌週まで残ってしまった)

次回からはイベントは一つにして、一日はキャンプ場でのんびり過ごすのもイイかな?

また、残念だったのは山頂で富士山の雄姿を拝めなかった事。夏場はやはり雲が出やすい
ので、次は紅葉のころにでも再度、竜ヶ岳に挑戦するつもりです。

それまでに、下山の負担を減らすためもう少し減量しないと・・・ね。




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